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価値を売る経営で安いニッポンから抜け出せ
2022/11/17 渡辺 努消費者の値上げ嫌いを恐れ、企業の「価格据え置き慣行」が定着した日本。国民の意識の変化を好機とし、今こそ値上げと賃上げの好循環を実現すべきだ。
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2022/11/16 堀井伸浩
岸田文雄首相は総合経済対策の中で電力価格の補助を掲げた。こうした価格補助は無分別なバラマキだからというだけでなく、市場の資源配分の最適化機能を損ない、日本社会にとって正しい水準を超えて過剰に電力を消費することになる愚策というほかない。
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価値を売る経営で安いニッポンから抜け出せ
2022/11/16 多賀一晃「家電の値段は毎年下がる」のが常識という日本の商慣行。良い製品をつくり続けるため、ついにパナソニックが動いた。
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牧久氏インタビュー『転生 満州国皇帝愛新覚羅家と天皇の昭和』
2022/11/15 足立倫行本書『転生 満州国皇帝愛新覚羅家と天皇の昭和』(小学館)の冒頭に、「満州国皇帝となった愛新覚羅溥儀とその弟溥傑、溥傑の妻の浩(ひろ)と娘たちの人生を辿ることで、まぼろしの国〝満州国〟にアプローチする試み」とある。
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2022/11/15 多賀一晃
ロボット掃除機、ルンバを世に出して20年。共働きの頼れる仲間。自分がいない間に、床掃除をしてくれる便利なロボット家電。いろいろな家電メーカーがありますが、掃除自体を変えてしまったという意味では、革命的な家電といえる。そんなiRobotが、…
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100年続く米国の病「黄禍論」(3)
2022/11/14 廣部 泉「脱亜入欧」を目指していた日本は、第一次世界大戦後、「排日移民法」など人種差別に直面し、「アジア主義」へと傾いていく。そのような中で米国が恐れていたのが、「日中同盟」というシナリオだ。それは日中戦争勃発後ですら、消え去ることはなかったので…
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2022/11/11 佐々義子
食品ロス削減へ国は2030年度に2000年度比半減を目標に掲げている。取り組みは買い物時に消費期限や賞味期限が近いものから購入することや、調理時に野菜の皮など捨てる部分を少なくすることなど幅広い。本当に必要なことは何か。要因から考えてみた…
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100年続く米国の病「黄禍論」(2)
2022/11/10 廣部 泉19世紀半ば、カリフォルニアでのゴールドラッシュを機に、西海岸に中国人が押し寄せる。さらに20世紀初頭からは日本人がそれに続いた。アジア人との直接接触する中で、「米国流黄禍論」が形成されていくことになる。
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2022/11/09 浅川澄一
第9期介護保険の改訂に向けた「給付と負担」の議論がやっと始まった。制度施行以来23年。サービス利用が一段と広がることは間違いない。制度の持続性を保つ策として、利用料アップとサービス縮減への見直し圧力が高まっている。主な論点は6つある。
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2022/11/07 山本隆三
米国中間選挙の争点に物価上昇、インフレが浮上している。バイデン政権のエネルギー政策がインフレを引き起こした原因と考える有権者も多い。選挙結果はエネルギー・気候変動政策に影響を与え、世界エネルギー需給と各国の気候変動政策も影響を受ける。
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2022/11/06 片野 歩
日本海でズワイガニ漁が解禁となりました。日本のズワイガニの資源管理は、ロシア、米国、カナダ、ノルウェーなどの国々とは「根本的に」異なります。その結果、日本とその他の国々とでは、資源量が大きく異なることを解説します。
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川崎フロンターレに学ぶ「ことビジネス」の本質
2022/11/06 野川隆輝千里の道も一歩から――。まさにこれを体現しているといえるクラブがある。今シーズンも最後まで優勝争いを繰り広げた川崎フロンターレだ。その強さの根源に迫ろう。
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価値を売る経営で 安いニッポンから抜け出せ
2022/11/05 梶田美有百貨店「外商」が活況を呈している。富裕層を魅了する〝人ならでは〟のサービスが生み出す価値とは。
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価値を売る経営で 安いニッポンから抜け出せ
2022/11/04 友森敏雄〝超〟富裕層のニーズを満たす旅行コンテンツを提供するエクスぺリサス。「五ツ星の体験」をつくることでどのような「価値」を生み出しているのか。
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2022/11/04 山口亮子
家畜の細胞を培養して作り出される「培養肉」。その開発に各国がしのぎを削るなか、日本の開発現場はどんな強みを持ち、どんな課題にぶつかっているのか。「培養フォアグラ」を世界で初めて生産したスタートアップのインテグリカルチャーを取材した。
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中国軍自爆ドローンによる海上自衛隊無力化の恐れも
2022/11/02 部谷直亮ウクライナ軍は2022年10月29日にロシア海軍の黒海艦隊に対し、海戦史上の画期となる軍事革命を象徴する攻撃を行った。航空機が戦艦を初めて撃沈したタラント空襲(1940)や日本海軍による真珠湾攻撃(1941)に匹敵する契機になりそうな見込…
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2022/11/02 新田日明
オリックス・バファローズが26年ぶり5度目の日本一を達成した。ファンにとってはシーズンが終わっても喜びの余韻に浸る「おりほー」の日々がしばらく続きそうだが、オリックスは今オフのストーブリーグでも〝台風の目〟になろうとしている。
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2022/11/02 熊野孝文
米穀専門小売店はコメの流通規制が撤廃されてから急激に数を減らしている。米穀小売店はそれぞれ独自の路線を模索し、存続しようとしている。また、コメの大切さや美味しさを伝える地道な活動も展開し、お米ファンを増やすことにも寄与しようとしている。
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2022/10/31 島澤 諭
高齢世代向け社会保障給付を削減することで、社会保障のスリム化を主張をすると、「かえって子供たちの負担が増えるだけ」と「忠告」や「反論」を浴びせられる。こうした主張は正しいのだろうか。
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2022/10/30 池田 瞬
コロナ禍で停滞した消費活動を取り戻すという意味で「応援消費」という言葉がクローズアップされている。本書『応援消費――社会を動かす力』はそうした新しい消費の態様を分析しながら、現代の消費社会がどのように変化してきたかを解明した。
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