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2022/05/09 渡辺好明
産地偽装問題で揺れていた「熊本産アサリ」の出荷が再開された。ただ、食品表示法ができても再三にわたり是正の指示・公表を受けているところから、もはや業界の「体質」「構造」、そのものといわざるを得ない。根本からの対応がないと事態は変わらない。
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2022/05/09 片野 歩
燃料高騰が、さまざまな交通機関、そして漁船にも影響を及ぼしています。ロシアのウクライナ侵攻により、さらに上昇することが懸念されています。漁業と燃料の関係と、その対策方法について、海外との比較を通じて気付いていただければと思います。
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2022/05/07 吉富望
中国軍が台湾に進攻すれば、沖縄は台湾を支援する米軍、ならびに米軍を支援する自衛隊の活動拠点となり、攻撃の標的となる。ウクライナでは政府、軍、自治体が住民を守っているが、沖縄でも住民を守ることができるのか。
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『物価とは何か』渡辺努著
2022/05/07 池田 瞬長くデフレの時代が続いてきたわが国に、いよいよ「インフレ」の4文字が意識されはじめた。そんな社会の風潮を反映してか、『物価とは何か』がロングセラーになっている。気鋭の経済学者が物価をどうとらえればよいか、分かりやすく解説している。
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2022/05/06 山本隆三
新電力とよばれる電気の小売事業者の撤退により、電力小売り事業者の切り替えを迫られた家庭もあるが、新しい小売事業者を選択可能だ。しかし、産業・業務用電気については、話は別だ。なぜ電気が来なくなるのだろうか。最終保障供給って何だろうか。
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2022/05/05 保手濱彰人
「自由は幸福を保証しない」のである。こうした状況に置かれた、現代の若者の負の側面を、『明日、私は誰かのカノジョ(略称:アスカノ)』(をのひなお、小学館)はありありと描き出している。
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2022/05/04 真田康弘
新年の風物詩、豊洲初競りの大間マグロのヤミ漁獲問題がニュースを賑わせて久しい。漁獲量の虚偽報告は漁業法違反であるが、多くがお咎めなしの現状だ。密漁をどう防ぐのか。漁業先進国での取り組みを見て考えたい。
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2022/05/03 原田 泰
円安によって原油価格の上昇が増幅され、悪いインフレが定着し、消費者の負担を増す、などという議論が流行っている。しかし、このような議論は誤解に過ぎず、さらに悪いことには、誤解に基づく対策はさらに状況を悪化させる。
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柿沼陽平氏インタビュー『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』
2022/05/03 足立倫行柿沼陽平氏の『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』(中公新書)は一般向けの斬新な歴史書である。中国古代史学者の著者が、約2000年前の漢帝国にタイムスリップし、許可を得て帝国の年や田舎を散策するという想定だ。
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2022/05/02 鬼頭宏
2020年から2年間、コロナ禍によって大都市圏の転入超過、非大都市圏からの人口流出が縮小している。大都市圏への人口集中が弱まり、地方圏への人口回帰が進むなら、地方創生の目的の一つが達成されるように見える。しかし喜ぶのは早い。
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佐世保工業高等専門学校(長崎県)
2022/05/02 堀川晃菜日本ではあまり馴染みのない「スナノミ症」。「スナノミ」というノミが人や動物の足に寄生する感染症だ。だが、ケニアには推定で約200万人の罹患者がおり、罹患すると最悪の場合は2次感染により死に至る。このスナノミ症に〝泡〟で対抗策を打ち出したの…
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2022/05/01 谷 弘
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の中でも、原子力施設への軍事行動はロシアも批准するジュネーブ条約で禁じられており、原子力の平和利用を目的にしたIAEA憲章にも反する。誤爆や誤射の可能性も考えれば、言語道断の行動である。
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プーチンによる戦争に世界は決して屈しない
2022/05/01 本間正義ウクライナ危機による世界的な食料および肥料価格の高騰は、日本にも影を落とす。今こそ、自給率というモノサシに縛られない、真の食料安全保障を実現する政策が必要である。
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プーチンによる戦争に世界は決して屈しない
2022/04/30 細谷雄一ゼレンスキー大統領はチャーチルの演説を引用し英国民に語りかけた。ナチスに対する英国の失敗から、宥和政策が平和をもたらさない理由を示す。
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2022/04/29 吉田浩
子どもの日を前に総務省が公表した日本の子ども人口推計では、昨年から11万人あまり減少し、史上最少。1982年以来41年間連続で減少を続けている。少子化の中、こどもの日の主旨のひとつである「こどもの幸福度」は地方と都市で変わるか、検証した。
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プーチンによる戦争に世界は決して屈しない
2022/04/29 佐藤卓己ウクライナ戦争に際し、SNSでは情報が溢れているが、その多くは真贋が定かではない。言論や報道の自由があるからこそ真実が分かりにくいこのジレンマに、どう向き合うべきか。
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2022/04/28 松永和紀
台湾で、日本のいちごが相次いで残留基準超過となり、輸入差し止めとなっている。日本で報じられると「日本は残留基準値が世界一甘い」といったコメントがついたが、妥当とは言えない。日本の農業関係者のビジネス戦略の甘さを浮き彫りにしている。
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プーチンによる戦争に世界は決して屈しない
2022/04/28 WEDGE編集部SNSやサイバー空間も「戦場」と化したこの戦争は、日本にとって決して「対岸の火事」ではない。忍び寄る脅威に日本はどう備えるべきか──。気鋭の専門家たちが縦横無尽に語り尽くす。
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プーチンによる戦争に世界は決して屈しない
2022/04/27 吉村慎司北海道は日本でロシアに最も近い地域だけに、経済的な影響も顕在化しつつある。戸惑いを隠せない地元企業の動きをリポートする。
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