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2023/05/31 勝股秀通G7サミットで、「核兵器の使用の威嚇、いかなる使用も許されない」と強調された。だがこれは、侵略を続けるロシアへのメッセージであり、日本にとっては、核兵器を保有し、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮へこそが必要だったのではないだろうか。
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2023/05/30 浅川澄一コロナ禍で多くの問題点が指摘された「かかりつけ医機能」を定める法案が5月に参議院で可決されたが、その内容を見ると、当初の方針とは大きく違うものに化けてしまった。何が変わり、なぜ変わってしまったのだろうか。
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2023/05/29 池上重輔世界経済フォーラム(WEF)の観光ランキングTravel & Tourism development Index(TTDI)で、日本が世界で1位になったが、それをさらに生かすには何が必要か。今回は社会インフラに注目してみたい。
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2023/05/29 渡辺好明「食料危機に備え法制度」という報道を見て、なぜかデジャビュに襲われた。「まさかこの時代に」と思うのだが、食料・農業・農村基本法見直しを検討している農水省の審議会の『中間とりまとめ案』にも、盛り込まれている。コメントを加えたくなった。
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『永遠のPL学園』(柳川悠二著)
2023/05/27 中島章隆現代史の1頁を飾るまでになったPL学園野球部はなぜ廃部に追い込まれたのか。高校野球の戦後史の一断面に切り込んだ名著を紹介する。
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『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』室橋裕和さんインタビュー
2023/05/26 足立倫行室橋裕和さんの『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』(新潮社)は、この国道沿線に外国人居住地が多いことから、「将来の多文化共生の日本社会の縮図」と捉え、「エスニック国道」と名付けて丹念に実情報告した作品だ。
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2023/05/26 野川隆輝林業界のサプライチェーンはこれまで、信頼関係が希薄な「閉ざされた世界」の中にあった。既存の発想から転換し、新たな価値の創出を目指す改革者たちの挑戦に迫った。
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2023/05/23 梶田美有企業全体で技術革新やビジネスモデルの変化に対応するには文系人材のリスキリングも欠かせない。 だが、明確な目的がないままに「学び」を提供するだけでは、企業に還元されることはない。
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2023/05/22 山本隆三G7サミットで脱炭素へのコミットが宣言されているが、脱炭素が実現した暁には、日本はG7の負け組になる。否、その時にはG7からも脱落しているかもしれない。日本が生き残るためには、私たちは何をしなければいけないのだろうか。
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2023/05/22 泉 英二日本の林政はここ十数年、「林業の成長産業化」路線をひた走っている。「持続可能な森林管理」をベースにした森林法制への転換が不可欠だ。
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稲泉連・著『サーカスの子』書評
2023/05/21 島村菜津著者の稲泉連さんの母は、作家・久田恵さんである。稲泉さんが3歳の時、母子家庭となった久田さんは1年後、キグレサーカスの配膳係として母子で1年半を過ごす。各地を転々としながらサーカス団と暮らした頃の記憶のかけらが、執筆の源となった。
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2023/05/20 脇田 成物価高騰下の今年の春闘は、大企業を中心に大幅な賃上げに沸いた。この流れを加速させるために、今こそ日本経済の構造的課題に目を向けるべきだ。
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2023/05/19 鈴木賢太郎スギ花粉の猛威が日本列島を襲った4月、岸田文雄首相が花粉症対策に言及した。しかし、日本の林業(林政)はこうした政治発言に左右されてきた歴史だと言っても過言ではない。目先の「成長」を追い求めすぎるあまり、「持続可能な森林管理」の観点からも、…
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2023/05/18 武田信晃少子高齢化による人口減少は日本の国力低下を直撃している。20年以上、香港に携わり海外から日本を見ると、日本のプレゼンスが落ちていることを実感している。日本がこのまま「モノづくり」にこだわるとするならば、どうするべきか。
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2023/05/17 樫山幸夫「戦後最悪」といわれたのはわずか1年前。今は、「最も良好だった時代を超える」というほど日韓関係が改善した。5月21日には、ともに広島平和記念公園にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑で祈りを捧げる。今度こそ恩讐を超えた真の信頼関係を築くのか。
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2023/05/16 片野 歩日本の魚が減った原因の一つとして、「中国や韓国が悪い」というコメントが出てきます。それは本当なのか。外国漁船の影響がない瀬戸内海の漁獲データを基に太平洋側と比較し、その誤解を解いていきます。
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2023/05/15 河治良幸浦和レッズがAFCチャンピオンズリーグのファイナルで、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルを2試合の合計スコア2-1で破り、三度目となるアジア王者に輝いた。レッズの軌跡を振り返り、今後を展望する。
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