Wedge REPORT
ビジネスの現場で日々発生しているファクトを、時間軸の長い視点で深く掘り下げて、日本の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
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2023/01/27 高崎順子
加藤勝信厚生労働大臣が「使用済みおむつについて、保育所内での処分を推奨する」というニュースに驚いた読者も多いだろう。これはハードな日本の子育て環境を、端的に象徴している。
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北海道大学・野口伸教授が描く農業の未来
2023/01/25 鈴木賢太郎農業はもっとクリエーティブなものになる」。無人農業ロボット研究の第一人者で『下町ロケット ヤタガラス』(池井戸潤、小学館)の登場人物のモデルになった野口伸教授はこう語る。野口教授が描く農業の未来とは─―。
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記事で振り返る2022年(日本社会編)
2022/12/31 吉田哲コロナ禍が続いた2022年。下半期に突入してすぐに、日本を震撼させる事件が起きた。安倍晋三元首相が銃撃である。分断社会の兆候ともとれる事態をどう見るべきか。
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2022/12/22 木寅雄斗
2022年、誰もが手軽に、AIに絵を描かせることができる時代が訪れた。一面的に捉えてはならない。この変化は産業界、そして社会全体にすら影響を及ぼす。
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ジーコ氏通訳・鈴木國弘氏×〝スペイン指導者〟・矢沢彰悟氏
2022/12/19 吉田哲サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本は目標としていたベスト8へは届かなかったものの、2度もの歴史的な金星をあげた。これは、選手個人のレベルアップだけではない。今大会の代表チームはこれまでと何が違ったのか。
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清水東の「文武両道」に学ぶアスリート教育
2022/12/09 野川隆輝サッカー解説や選手へのインタビュアーとして抜群の安定感を見せた内田篤人氏をはじめ、多くのサッカー日本代表選手を輩出してきた静岡県立清水東高校。近年は全国大会から遠のいているが、古豪復活に向けこの春、新たな挑戦を始めた。
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2022/12/07 吉田哲
FIFAワールドカップ・カタール大会決勝トーナメント1回戦で、日本がクロアチアに敗れたものの、日本サッカーは進化を見せた。成長するのは選手だけではない。選手の〝足元〟を支えるシューズ開発の現場を追ってみたい。
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2022/11/25 吉田哲
サッカーW杯カタール大会で、日本が優勝4回の強豪ドイツに逆転勝ちの金星を得た。世界に見せつけた日本サッカーの進化はトップレベルのものだけではない。日本サッカーの変遷を用品販売から見てきたサッカーショップKAMOを運営する加茂商事に取材した。
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2022/11/18 吉田哲
サッカーのW杯カタール大会が幕を上げることから、サッカーグッズ商戦も熱を帯び始めている。〝観戦グッズ〟からスパイクシューズなど自らプレーするものと幅広いが、今回は冬場の開催や日本でのサッカー環境の変化でその様子は少し違うようだ。
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川崎フロンターレに学ぶ「ことビジネス」の本質
2022/11/06 野川隆輝千里の道も一歩から――。まさにこれを体現しているといえるクラブがある。今シーズンも最後まで優勝争いを繰り広げた川崎フロンターレだ。その強さの根源に迫ろう。
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2022/10/26 小黒一正
32年ぶりに1ドル150円を突破した。現在の円安は、本当に米国と日本の金利差の拡大のみの影響なのか。金利平価説のメカニズムを概説し、テレビや新聞が見落としている視点として、構造的な貿易赤字の問題を取り上げたい。
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2022/10/19 池田 瞬
賃金がめぼしく上がらないデフレが続く日本だが、ウクライナ侵攻などで食料品を中心に物価が上昇している。そんな中、流通大手イオンがプライベートブランドの価格をできるだけ据え置くという考えは、日本経済全体からみれば、はなはだ疑問である。
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2022/09/23 真田康弘
日本の漁業補助金には、目的も形骸化し「延命治療」となり果てているものも少なくない。北海道の現場を歩くと、補助金をつぎ込んでも衰退が止まらない、漁村の現状があった。
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2022/09/16 馬場未織
親が高齢になって突然身近になるのが「介護保険制度」である。出費が抑えられるのはありがたいが、制度を基準にすると生活が「サービス項目」でできているように見えてしまう。保険だけではすくい切れない高齢者の暮らしの課題と解決への動きを見ていく。
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2022/09/09 江口祐子
ビジネスにはほとんど締め切りがあり、逆算して進め、成長のために何かプラスすることも多い。これに子育て中とあらば、家庭でのミッションがまたあるのだが、子育ても目標を決め、それに向かってやるべきことを決めていく「逆算」だけでいいのだろうか。
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2022/08/31 野崎浩成
「多すぎる」と指摘される地方銀行。淘汰されないためにはどのようなことが必要になるのか。金融論が専門の野崎浩成・東洋大学教授に聞いた。
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2022/08/30 上林功
東京オリンピック・パラリンピックから1年が経ち、多くの記念イベントが各地で行われた。大会開催前には大会の「レガシー」を残すことが重要とされ、スポーツ文化の振興に主眼が置かれたが、新型コロナによって手探りになっている。
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2022/08/29 浅川澄一
「かかりつけ医」の制度化を国として初めて打ち出した岸田政権。実現にはまず、医師と患者との間に医療とは「公」のものであるという意識が必要だ。
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2022/08/26 中西 享
従来型の金融サービスだけでは地域の課題を解決することができない——。単なるサポーターから、自らも共に歩みはじめた地域金融機関の取り組みをリポートする。
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