守備範囲を飛び越え、生き残りを図る地域金融の未来

従来型の金融サービスだけでは地域の課題を解決することができない——。単なるサポーターから、自らも共に歩みはじめた地域金融機関の取り組みをリポートする。

地方の未来を切り開く 歴代最年少副市長が語る行…

前つくば市副市長毛塚幹人氏インタビュー

予算獲得や組織の動かし方――。自治体のデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）は企業が行うそれとは似て異なる。2017年、史上最年少の26歳で茨城県つくば市の副市長に就任した毛塚幹人氏に、「行政のデジタル化」をテーマにインタビューした。

SNS発信に悩むシニア起業家と解決する極意とは？

シニア起業家にとってSNSは遠い存在と言えるが、自らの事業周知には不可欠となっている。彼らはいかに悩み、どう発信しようとしているのか。SNS運用やマーケティングで年商１億円を稼ぐ平成生まれの〝起業の先輩〟から学ぶ現場を取材した。

人との比較、競争が必ずしも「成長」につながらない

「きょうだいが仲が悪くなる子育て」から学ぶ

組織やチームを成長させるために、メンバー間で競争させてみることはよくあること。競争によって組織が強くなったり、向上したりするのは確か。ただ、人と比べてばかりいると幸せになれない。その処方箋を教育の教訓から学びたい。

内閣改造でなぜロシア協力相を続ける必要があるのか

内閣改造で、「ロシア経済分野協力担当相」ポストの存続が明らかになった。日本はロシアのウクライナ侵入を受けて強い制裁を課し、共同経済活動も見合わせている一方で、「経済協力」を推進するというのだから、矛盾はなはだしいというほかはない。

薬を渡すだけじゃない 野菜で繋がる新しい薬局の…

軒先に彩り豊かで新鮮な野菜が並ぶ薬局ランタン。これまでにないサービスを提供する理由とは。

普及進まぬリフィル処方箋 立ちはだかる〝壁〟を…

〝お薬通院〟からの解放や医療費削減の切り札としても期待が高まるリフィル処方。だが、2つの〝壁〟に阻まれ、普及が進んでいない。突破口はあるのか。

【限定公開】対策強化が必須の経済安保 経営者に…

経済安全保障の重要度が高まる中、日本政府による民間企業の管理強化が進んでいる。日本企業、とりわけ経営者は、経済安保の本質を理解した上で対策を打たなければならない。

「褒めて伸ばす」は諸刃の剣？褒め上手のポイント…

「叱ったり脅してやらせるより、褒めてやる気を出させる」。これはもはや人材育成の基本。人は褒められれば嬉しく思い、やる気に繋がるようみえますが、10年以上子育て雑誌の編集をしてきた筆者が感じるのは、「褒める」は意外とキケンだということです。

「残コン」問題を放置すれば違反の生コン利用は再…

川崎市などでJIS違反の「生コン」が使用された建物があることが判明した。違反を正すことは必要だが「残コン」を放置したままではこの問題は解決しない。

台湾副総統弔問で見えた中国の態度と日本の弱腰姿勢

安倍晋三元首相の葬儀へ台湾の頼清徳副総統が参列したことに中国が非難した。対して　林芳正外相は記者会見で頼氏を「ご指摘の人物」と表現した。こんなことで、まともに中国に対抗しようと考えているとしたら、おかしいというべきだろう。

安倍氏への誹謗合戦の果ての凶行か 分断社会を防…

参院選わずか２日前に起きた安倍晋三元首相殺害事件は国内外に異常な衝撃を与えた。安倍氏に対しては、誹謗、中傷が絶えなかった。反対意見を暴力で封じ込める――。日本での民主主義の未成熟さとともに、暗い「分断社会」の到来を予感させる。

日本が抱える色覚の課題 宇宙飛行士にも〝多様性…

「科学」は、その進化のたびに、われわれ人類に新たな〝問い〟を投げかける。13年ぶりの宇宙飛行士募集をきっかけに、日本が抱える色覚の課題を再考しよう。

ますます進む若者の政治離れ 日本は民主主義を守…

少子高齢化、慢性的なデフレ、国力の衰退経線——。若者の政治への関心が高まらない理由は多々ある。それでも若者が政治に参加する意義とは一体何なのか。参院選を控えた今、改めて考える。

〝不自然な〟地域包括ケアを実現するかは市民次第

超高齢社会を生き切るために必要なものや、「いい介護」の作り方を探求する中で見えてきたのは、「地域とのつながりのない社会は行き詰っていく」という未来像だった。今回は、「地域包括ケア」が機能する地域社会とはどのようにつくられるか検証する。

コロナ入院で元気なくなる？高齢者に必要な介護の…

新型コロナによる介護現場の実態はいまだ深刻であるが、要介護者における「フレイル」「機能低下」が懸念されている。「陽性」となると、介護サービスができない状態となるためで、「ウィズコロナ」の課題として考えていかなければならない。

ICT導入だけでは在宅医療介護を救えない現場の…

超高齢社会での介護・看護人員不足をどう補い、社会全体で『いい介護』を生み出していくか。業務従事者はエッセンシャルワーカーの筆頭で、助けになると期待されるのが「ICT活用」である。導入に関して乗り越えるべき障壁は何なのか、見てみる。

高齢者の〝生きる力〟を引き出す 住民が主役の「…

高齢人口の増加に伴い、施設中心の医療・介護ケアは早晩、機能不全に陥る。自身の老後や地域の課題を専門家任せにせず、住民自らが動く新しい福祉の形を追った。

日本の民間企業初 今年中の月面着陸目指すパイオ…

ispace（アイスペース）袴田武史氏インタビュー

日本の民間企業で初めて、今年中に月着陸船（ランダー）を送り込むことを狙うispace（アイスペース）。袴田武史Founder & CEOに話を聞いた。

多くの困難を乗り越えてでも人類が月にいく理由

『月はすごい 資源・開発・移住』の大阪大学・佐伯和人准教授に聞く

人類が再び「月」に降り立つ日に向けてカウントダウンがはじまった。しかし、「50年以上も前のアポロ計画があるのではないか？」「どうして今さら？」と不思議に思う読者も少なくないだろう。そこで『月はすごい 資源・開発・移住』（中公新書）、『世界…