「ライフ」の最新記事一覧
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2023/10/28 大城慶吾
神奈川県小田原の寄宿生活塾「はじめ塾」の合宿が行われる「市間寮」を訪問した。そこには「社会の縮図」があり、生きる力を養う教育が見て取れた。
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2023/10/27 和田重宏
子どもたちの「生きる力」を養うためには「感」・「勘」・「観」が必要だ。小田原で親子三代、寄宿生活塾を運営する「教育実践者」からの提言。
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2023/10/26 田部康喜
「いちばんすきな花」は、昨年秋ドラマシリーズのなかで大ヒットを飛ばした「silent」を手がけたスタッフのプロデューサー・村瀬健と脚本家・生方美久らが放つ傑作である。都会の孤独な青年たちが静かなセリフを交わしながら溶け合っていくことを予想…
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絵画のヒストリア④
2023/10/25 柴崎信三夏目漱石の『虞美人草』の美貌のヒロイン藤尾は、まわりの男たちを翻弄した挙句、わが身の虚栄と驕慢に引き裂かれるようにして頓死する。漱石が門下に「嫌な女」と伝えるほどの存在のモデルは漱石がロンドン留学時の経験が影響している。
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2023/10/23 野口千里
子どもたちを特別扱いせず〝不公平〟や〝不自由さ〟を体感させる新たな教育が行われている。「LEARN」と呼ばれる教育プログラムに込められた大人たちの思いとは?
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豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第2回)
2023/10/22 高野凌日本での旧統一教会を巡る批判はニュースで聞いているが、韓国内では世界平和統一家庭連合に対して批判的な動きはないという。ちなみに筆者自身韓国滞在中にキリスト教会一般については後述するように、さまざまな批判や疑問を聞いたが、世界平和統一家庭連…
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野田琺瑯
2023/10/22 水代優地方に出張や旅行で出かけたとき、楽しみにしていることがあります。道の駅などでその土地の野菜を買って持ち帰り、ぬか床に寝かせることです。ぬか漬けに使っている容器が、創業89年を迎える野田琺瑯(東京都江東区)の「ぬか漬け美人」という琺瑯容器で…
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愛知県名古屋市
2023/10/21 羽鳥好之ショッピングモールやマンションが立ち並ぶ町にある緑があふれる一画。ここに奇才 北大路魯山人が一人でふらりと訪れていた場所がある。
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【特集】日本の教育が危ない 子どもたちに「問い」を立てる力を
2023/10/20 李 一諾「あなたは日本人ですか?」中国人筆者がキリマンジャロを登った際、海外の人から言われた言葉だ。なぜ、そう思われたのか。背景の一つに、かつて日本で行われてきた教育の成果があると筆者は言う。
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2023/10/19 田中充
フィギュアスケート五輪2連覇を成し遂げた羽生結弦さんのプロ転向2年目のシーズンがいよいよ幕を開ける。11月からは、自身初となる単独公演によるツアーが開催される。斬新な境地を切り開いてきた羽生さんに対する「ワクワク感」は止まらない。
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『一人一殺 血盟団事件・首謀者の自伝』井上日召著
2023/10/19 筒井清忠近現代史への関心は高く書物も多いが、首を傾げるものも少なくない。相当ひどいものが横行していると言っても過言ではない有様である。この連載「近現代史ブックレビュー」はこうした状況を打破するために始められた、近現代史の正確な理解を目指す読者のた…
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2023/10/18 島澤 諭
厚生労働省は9月27日、年収が一定額を超えると社会保険料の支払いが生じて手取りが減る「年収の壁」対策に関する支援強化パッケージを公表した。しかし、そもそもの「壁」の設定が現代社会と合っておらず、抜本的な改善が求められる。
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2023/10/17 河本秀介
内閣府の告示により10月から、ステマに景品表示法の規制が及ぶことになった。ただ、消費者庁による運用基準をもってしてもグレーゾーンは払拭されていない。何が規制し、ネット上の宣伝行為はどう変わるのか。
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2023/10/15 橋場日月
三河一向一揆、伊賀越えとともに「家康三大危機」のひとつに挙げられる三方ヶ原の戦い。武田信玄によって木っ端微塵に撃破され、命からがら浜松城に逃げ帰ったという時点ですでに「大危機」だが、この合戦で家康はそれ以上の危険な状態に陥っていた。
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2023/10/14 田村次朗
民間軍事会社「ワグネル」創設者の死亡やビッグモーターの不祥事など、独裁的なリーダーが引き起こす事件が見聞される。恐怖や抑圧を用いたリーダーはリーダーシップを備えているとは言えない。そうした上司らと適切に対処する考え方を紹介したい。
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2023/10/13 平沢裕子
東電福島第1原発処理水の海洋放出で中国政府が日本の水産物輸入を停止したのに対し、一部の週刊誌では「中国産食品こそ危険だ」とする主張を展開している。ただ、処理水と同じように、中国産食品の多くも科学的に安全だ。冷静な対応が求められる。
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2023/10/12 田中充
巨人前監督の原辰徳氏が2年連続のBクラスの責任を取り、契約任期を1年残し退任となった。対照的にリーグを制したのは、阪神タイガースを率いた岡田彰布氏。学生時代から「ライバル」とされてきた両氏には、勝負の明暗を分ける運命を辿ってきている。
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『勝ちすぎた監督』(中村計著)
2023/10/07 中島章隆慶應義塾高校が連覇を狙った仙台育英高校を下した107年ぶりの優勝を見て、書き残しておかなければと思った一冊がある。04年から3年にわたり、夏の甲子園の主役として君臨した駒大苫小牧高校の栄光と挫折を克明に記録した『勝ちすぎた監督』だ。
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映画『鯨のレストラン』八木景子監督インタビュー
2023/10/06 佐々木正明捕鯨問題の真相に迫った映画『ビハインド・ザ・コーヴ』を制作した八木景子監督が8年ぶりの2作目となる『鯨のレストラン』を完成させ、上映が始まった。最新作は捕鯨問題の経緯を追いながらも、地球の生態系や食資源の問題にも切り込んでいる。
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2023/10/05 井原 裕
霞ヶ関の若手官僚が世間で伝えられているような激務が強いられているとすれば、次々に殉職者が出て不思議はない。若手官僚に申し上げたい。「こんな生活を続けていると、死にますよ。早めに医師に相談してほしい」と。
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