「ライフ」の最新記事一覧
-
『栗山魂』(栗山英樹著)、『スカウト物語』(片岡宏雄著)ほか
2023/03/29 中島章隆WBCで3大会ぶりの優勝を果たした栗山英樹監督。「史上最強布陣」を率いた指揮官は、これまでの侍ジャパン監督とは異なり、野球エリートとは全く異なる道のりを歩んできた。「世界一」に上り詰めた背景を多くの著書から読み解いてみたい。
-
2023/03/29 中島恵東京をはじめ、全国各地で桜が満開となっているが、東京と似た気候の中国・上海や杭州、蘇州、南京などでも見ごろを迎え、花見客で賑わっている。「桜の名所といえば中国か?」というほどの人気ぶり。日本のお花見とはどのように違うのか。
-
2023/03/27 新田日明WBCで3大会ぶりの優勝を果たした日本代表・侍ジャパンを大谷翔平選手が二刀流としてチームをけん引した。今大会での活躍は当然のことながら、新たな一面を垣間見せ、それが自身の猛奮起にもつながる原動力となっていたことは特筆すべきことだ。
-
2023/03/27 吉田浩今回のテーマは高齢者の寿命と口(くち)の関係である。表題の「高齢者は口には注意しよう」を読んで、高齢者の失言などにケチをつける内容かと思った読者もいるかもしれないが、それとは違う。正真正銘、口から発生する健康上の災いの話である。
-
2023年度中学入試から見えてきた、子どもたちに求められる力①
2023/03/26 西村則康首都圏の中学入試は2月1日・2日をピークに、5日頃には終了します。見えてきたのは、近年の難関校の算数入試は、一見塾で習ったことのある問題のように見せて、実は違うタイプの問題をあえて出している学校が増えていること。
-
2023/03/24 冷泉彰彦今回のWBCは、コロナ禍後の「再開」という意味では成功だった。だが、WBCの今後、そして日米の野球交流ということでは、さまざまな論点を感じるのも事実だ。日本優勝の熱気の冷めないうちに、少し冷静に今後のことを整理しておきたい。
-
2023/03/24 小島正美今年4月1日から遺伝子組み換え(GM)食品の表示制度のうち、「遺伝子組み換えではない」との任意表示は「不検出」に限ることとなった。これで表示の正確性は確保されるが、新たに登場した表示の言葉にも課題がありそうだ。
-
2023/03/21 冷泉彰彦米国から日本社会を見ていて気になるのは、日系人、特に日系アメリカ人の受け入れに距離感があることだ。これは日本社会が抱えていた問題と言えるが、WBC日本代表チームにおける、ヌートバー選手の異常な人気は、従来のパターンとは異なるのを感じる。
-
『明治史研究の最前線』小林和幸著
2023/03/19 筒井清忠幕末維新史をはじめ明治史は国民に比較的親しまれているが、では専門の研究者の世界はどうなっているのか。一般にはそれほど知られていないこの疑問に答えてくれるのが本書である。
-
2023/03/17 大山典宏日本の奨学金制度は、投資効果を重視するあまり、低所得者層と中間層の分断を産んでいる。複雑な制度設計で学生も明るい将来を描くことができない。課題解決のために筆者が提案するのは、大学生等を対象にした疑似的なベーシックインカムの導入である。
-
2023/03/12 唐木英明新型コロナウイルスの流行発生以来3年間続いた規制がやっと緩和されて、3月13日からマスク着用が個人の判断に任されることになった。止めるのか続けるのか、街の声は分かれている。そもそもマスクの効果はどれほどのものだろうか。
-
2023/03/11 林 智裕東日本大震災から12年が経過し、東京電力福島第一原発事故後の除染で出た土の再利用に向け、環境省が実証事業を行おうとしているが、地元住民らが「汚染である」と反対運動を活発化している。原発に対する〝恐怖〟はいまだになくならない。
-
2023/03/10 井原 裕今年もまた3月になった。東日本大震災から12年。被災者は、今もなお「震災後」を生きていることを忘れてはならない。被災者のこころに震災が影を落としている以上、こころのケアの意義は言を俟たない。
-
2023/03/09 鈴木文彦全国各地で百貨店の閉店が相次いでいる。昔から百貨店は中心街の「顔」であり、閉店しシャッター商店街となった街はたしかに寂しいが、嘆くべきことではない。
-
2023/03/08 林 智裕東京電力福島第一原子力発電所では、ALPS処理水の海洋放出が本格化する。そうした中で、国際環境NGOグリーンピースが『今さら聞けない「汚染水」のホントとウソ、まとめました』との記事を出した。しかし、この記事には重大な事実誤認が多々含まれる。
-
2023/03/06 大山典宏卒業式シーズンも近づいた。大学に進学する学生の2人に1人が奨学金を利用する時代、親世代の常識では対応できない多様化が進んでいる。新制度の最新動向を踏まえ、奨学金の意義を検証する。
-
2023/03/01 葛西龍樹家庭医は、性別や年齢に関係なくいろいろな健康問題について相談を受ける。それは、どんな問題でも「それは私の専門外です」とは言わないということを意味している。今回は、更年期に関して家庭医のケアについて書いてみたい。
-
2023/03/01 友森敏雄,川﨑隆司生物は死ぬことで進化し、多様性を獲得してきた。だが、死なない知性であるAIが世界を席巻したとき、人間はどうなるのか?
-
2023/02/28 片野 歩サバ不漁によるサバ缶休売がニュースになっています。一方、マイワシが大漁だからイワシ缶があるでは? と思われるかも知れません。しかし、もったいない漁業が繰り返されるという根本的な問題は解決されておらず、その先に待つのは資源の減少です。
-
2023/02/27 梶田美有月経、妊娠、更年期障害などの「女性特有」の健康課題は社会でタブー視されてきた。働く女性が増える中、企業はこの課題から目をそらしてはいけない。
|
|
|
