「中国」の最新記事一覧
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2018/03/16 山口亮子
中国で国家主席の任期の制限を撤廃する憲法改正案が可決された。共産党にとって敏感すぎるこの話題を各メディアがどう扱ったか紹介するとともに、そもそも中国メディア、あるいは中国系メディアにどういうものがあるのか整理したい。
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2018/03/12 高田勝巳
年初アップさせていただいた、『中国のネット経済は経済発展の原動力にはなりえない』に対し、アジア近現代史学者でチャイナウオッチャーでもある先生から感想のメールをいただいた。
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2018/02/23 山口亮子
今年の春節休暇が21日に終わった。15~21日の休暇中の小売・飲食業の消費額は前年比10%増の9260億元(約15兆7000億円)、旅行者数は同12.1%増の3億8600万人と伸びが続いている。今年のトレンドを振り返りたい。
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2018/02/09 山口亮子
1月末、中国である起業家の死がセンセーショナルに報じられた。80後の起業家の代表格で、かつて「起業少年」の異名をとった連続起業家が事業の行き詰まりで自殺したのだ。
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中国ベンチャーを理解するための5つのキーワード(5)中小都市
2018/02/07 山口亮子「北上広深」と呼ばれる北京・上海・広州・深圳を中心に大都市をターゲットとしたサービスは大量に存在し、レッドオーシャン化している。ブルーオーシャンは中小都市。都市化の途上にある中小都市では市場のパイが拡大を続けている。
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中国ベンチャーを理解するための5つのキーワード(4)AI
2018/02/06 山口亮子中国政府は2030年までにAI(人工知能)産業を世界トップ水準にすると掲げている。バイドゥ、アリババ、テンセントなどの大企業がAIを扱う技術者を大量に養成しており、スタートアップにもこうした人材が流れ込み、各分野でAIを使った新たな展開が…
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様々なバックグラウンドの起業家たち(3)
2018/02/02 山口亮子一流企業の社員、高収入の弁護士、検事、大手メディアの記者……中国の起業家の前職は実にさまざま。起業する理由も十人十色だ。あらゆる人材がベンチャー界に身を投じている。
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中国ベンチャーを理解するための5つのキーワード(2)官の支援
2018/02/01 山口亮子アメリカに次ぐ規模のベンチャー市場を持つ中国。人口の1割が起業家とまで言われる事態はどうもたらされ、今後どうなっていくのか。5つのキーワードから読み解く。
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中国ベンチャーを理解するための5つのキーワード(1)豊富な資金
2018/01/31 山口亮子アメリカに次ぐ規模のベンチャー市場を持つ中国。人口の1割が起業家とまで言われる事態はどうもたらされ、今後どうなっていくのか。五つのキーワードから読み解く。
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2018/01/26 山口亮子
夫が会社の運営上つくった負債を妻が返済する必要があるのかどうか――中国で昨年暮れから今月にかけて、こんな論争が巻き起こった。
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2018/01/12 小原凡司
「『いずも』の空母化検討」に関して、日本の軍事力が強化されることについて中国は警戒感を高めただろう。しかし、中国国内の反応は、予想されたよりはるかに低調だ。なぜ中国は、もっと強く日本を非難しなかったのだろうか。
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2018/01/11 山口亮子
「春運」とは中国の春節前後の帰省ラッシュとUターンラッシュを指す。大学受験よりも厳しいとされるチケット争奪戦が、鉄道部にダフ屋、スマホメーカーまで巻き込んで繰り広げられている。
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2018/01/08 高田勝巳
復旦大学経済学院石経済研究所所長である華民教授の中国のマクロ経済についてのレクチャーを拝聴したが、興味深い内容が多かったので皆さんに紹介いたしたい。
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2017/12/20 岡本隆司
京都の清水寺では、毎年恒例の行事「今年の漢字」の発表があった。今年は「北」である。どうやら北朝鮮の脅威・危機が主な理由らしい。今年の日本人にとって「北」の問題がいかに重大だったかを示して余りある。けれども「北」ばかりでよいのか。へそ曲がり…
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キーワードは「工匠精神」
2017/12/08 山口亮子中国でここ2年、よく耳にするようになった言葉に「工匠精神(匠の精神)」がある。これは、経済成長の質的な転換を図るためのキーワードの一つ。日本に学ぶという側面も強い。
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2017/11/17 山口亮子
中国の配車サービス最大手、滴滴出行が日本に進出するというニュースが話題になった。米ウーバー・テクノロジーズの中国事業も買収し、中国では不動の地位を築いたかに見える滴滴。新分野への参入を表明したり、強力な資本をバックにした競争相手が現れるな…
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2017/11/06 小原凡司
第一期習近平政権の5年間は、党の権威を高めるために、これまで放任してきた政治、経済、社会をそれぞれに締め上げてきた。管理して成功してこそ、共産党統治の正統性と正当性が確保される。19大では、党の権威をさらに高めることが決まったに過ぎない。
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2017/10/31 西本紫乃
中国では重苦しい政治の空気の中で、各々が保身のため、出世のため、暮らしていくため自分の目的に合わせて政治を利用している。習近平主席がまわす大きな政治の歯車は、国民の声や国際社会の評価によって軌道修正されることなく、この先も加速しながら回っ…
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2017/10/27 山口亮子
24日に閉幕した中国共産党の第19回党大会。「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」というキーワードが党規約の行動指針に盛り込まれたことは日本でも盛んに報道されているが、このほかにもキーワードは多数ある。
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2017/10/13 山口亮子
国慶節と中秋節が重なり、例年よりも休みが一日延び、10月1日から8連休となった中国。「史上最も長い国慶節休暇」を中国人はいったいどう過ごしたのか。例年以上の消費の盛り上がりや、旅行動向の変化が報じられている。
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