「社会」の最新記事一覧
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2022/09/01 吉田浩
厚生労働省の中央最低賃金審議会は、「地域別最低賃金額改定の目安について」を答申した。各都道府県労働局長が最終的な最低賃金を10月頃に決定する。この最低賃金の地域別の違いと物価を比較し、経済面から「どこが居住地として良いか」を考えてみたい。
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2022/09/01 小島正美
農林水産省の広報誌に載った記事の一部が消費者の誤認を理由に修正されたのは、農水省の〝二面性〟を垣間見る一場面であった。この二面性は、農水省が推進する「みどりの食料システム戦略」が将来において、恐ろしい結末を生む予兆でもある。
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2022/09/01 吉富望
防災と防衛はいずれも災いへの対応だ。前者は災害で、後者は武力攻撃である。これらの災いは多くの人命に関わるものだが、日本人の防災と防衛への向き合い方には大きなギャップがある。それが如実に現れるのが8月初旬から9月上旬にかけてだ。
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2022/08/31 野崎浩成
「多すぎる」と指摘される地方銀行。淘汰されないためにはどのようなことが必要になるのか。金融論が専門の野崎浩成・東洋大学教授に聞いた。
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2022/08/30 唐木英明
コロナ感染者の全数把握の見直しを全国知事会が国に求め、岸田首相は見直しを表明したが、見直しの判断を任されたとたんに知事の態度が変わった。なぜ、このようなことが起きたのか。そもそも「全数把握」を十分に理解しているとは思えない発言も多い。
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2022/08/30 冷泉彰彦
安倍晋三元首相が殺害された事件では、事件当時の警備体制が問題とされ、警察庁は検証報告書を公表した。改善策として要人警護を「中央集権」とするが、それが体制強化になるという保証はない。具体的にどのような改善を進めれば良いのだろうか。
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2022/08/30 佐橋 亮
プーチンの暴挙が冷戦後の国際秩序を崩壊させ、大国間の不信が世界を貫いている。日本は独自の役回りを演じ、自由や民主主義を基調に据えた国際秩序を守り抜くべきだ。
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2022/08/29 浅川澄一
「かかりつけ医」の制度化を国として初めて打ち出した岸田政権。実現にはまず、医師と患者との間に医療とは「公」のものであるという意識が必要だ。
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『後悔を活かす心理学――成長と成功を導く意思決定と対処法』上市秀雄著
2022/08/27 池田 瞬本書は「後悔」について研究し、それをとりまくさまざまな人間の心の動きと、人生におけるさまざまな場面での選択との関係性について考察した本である。後悔はネガティブな影響しか与えない感情なのか、という問題意識を持って研究した内容を示している。
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2022/08/27 保手濱彰人
昨今、「推し活」という文化が隆盛している。「推し」といわれる、自らの好む特定のキャラクターを熱心に応援することを指しており、アイドルからアニメのキャラ、俳優、芸人、スポーツ選手まで、対象は幅広い。
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2022/08/26 中西 享
従来型の金融サービスだけでは地域の課題を解決することができない——。単なるサポーターから、自らも共に歩みはじめた地域金融機関の取り組みをリポートする。
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2022/08/25 松永和紀
農林水産省のツイッター公式アカウントが、添加物を危険視する投稿をしたと批判され、投稿を削除した。投稿の元になった農水省広報誌記事も修正が加えられた。これは、農水省の深刻な課題を露わにした形となっている。
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前つくば市副市長毛塚幹人氏インタビュー
2022/08/24 鈴木賢太郎予算獲得や組織の動かし方――。自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)は企業が行うそれとは似て異なる。2017年、史上最年少の26歳で茨城県つくば市の副市長に就任した毛塚幹人氏に、「行政のデジタル化」をテーマにインタビューした。
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「節目」を迎える2022年の中国 日本の対中戦略、再考を
2022/08/24 久末亮一アジア太平洋の経済ゲートウェイとして繁栄してきた「香港」。だが、生殺与奪を習近平が握った今、変容と衰退は避けられない。
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漂流する行政デジタル化 こうすれば変えられる
2022/08/23 江﨑 浩日本のデジタル化というミッションを課され、発足したデジタル庁。チーフアーキテクトの江﨑浩氏に同庁の「現在地」を聞いた。
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2022/08/22 先﨑彰容
コロナ、戦争、安倍元首相への銃撃事件……。誰もが不安を感じざるを得ない今、私たちに必要なこととは何か──。日本思想史が専門の先﨑教授に聞いた。
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漂流する行政デジタル化 こうすれば変えられる
2022/08/21 川崎隆司行政デジタル化の解は一つではない。暗中模索する自治体が向かうべき方向性とは。研究者、元自治体職員、IT系ライターである有識者3人の知見と経験からその糸口を探ろう。
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2022/08/20 片野 歩
例年通り8月20日に、サンマの棒受け網漁の大型船の出漁が始まった。しかし漁獲量は減り続けており、魚価は大幅にアップしている。世界的な資源争奪戦も繰り広げられており、残念ながら大衆魚のサンマが大衆魚ではなくなりつつある。
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漂流する行政デジタル化 こうすれば変えられる
2022/08/20 鈴木賢太郎全国各地で、最新のテクノロジーを活用し都市機能の高度化と地域課題の解決を図る「スマートシティ」の実装に向けた取り組みが本格的に始まっている。しかし、行政特有のしがらみがあり、さまざまな壁に直面している。各現場を取材し、スマートシティの現在…
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