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2024/03/07 黒川信雄東部要衝の失陥を許すなど、ロシアの激しい攻撃にさらされているウクライナ。徹底抗戦に対する国民の意思はいまだ固いが、ゼレンスキー大統領に対する信頼は低下の傾向を見せるなど、開戦当初から比べてウクライナ国民の心に揺らぎが生じている。
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2024/03/07 岡崎研究所バイデン大統領は、ガザ戦争、ウクライナ戦争、南部国境と3つの危機に直面している。この危機にうまく対応すれば、高齢批判などを乗り越えて再選ができるだろう。そのためにも、一つの決断が必要となっている。
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2024/03/06 高口康太米ユニバーサル・ミュージック・グループがTikTokへの楽曲提供契約を打ち切った。音楽業界ではこれまでもプラットフォームと利益配分をめぐる対立が起きてきたが、今回はクリエイターの〝民主化〟とAIの発展という二つのトレンドが大きく揺るがして…
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【連載第6回】『空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ』本文先行公開
2024/03/06 黒川信雄ソ連崩壊後、地獄のような経済混乱によりロシアの一般市民の生活は崩壊した。その記憶は、当時の大統領だったエリツィン氏、および彼が頼った欧米諸国への失望として、今に至るまでロシア社会に残っている。
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2024/03/06 岡崎研究所6月の欧州議会選挙で極右派が躍進することが予想され、その結果、移民、法の支配、気候変動、貿易をめぐり対立が深まり、EUの国際的地位に悪影響をもたらす恐れがある。EU統合の推進役であった欧州議会が逆の役割を果たす歴史の皮肉である。
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2024/03/05 山崎文明シーア派イスラム主義政党で武装組織であるヒズボラの事務総長ナスララ氏がイスラエルによる盗聴へ警戒を呼び掛けた。イスラエルはあらゆる通信情報をハッキングし、遠隔操作もできる。収集と分析にAIも活用されており、その技術は日本にも脅威と言える。
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【連載第5回】『空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ』本文先行公開
2024/03/05 黒川信雄「ウクライナ=ナチス」論を含め、ウクライナに対する荒唐無稽な批判がロシア社会では繰り返されている。それがロシアで受け入れられるのはなぜなのか。その源流は、ソ連崩壊後の1990年代にある。
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2024/03/05 岡崎研究所インドネシアの大統領選挙が注目される理由はいくつかある。まず、2期10年務めた現職ジョコウィ氏が再選制限により出馬できず、新顔に替わること。そして、人口世界第4位で、近年5%を越超える成長を続ける国にどのような影響を与えるのかである。
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2024/03/04 冷泉彰彦日本人の大学への進学率が男女同率となるのは時間の問題だろう。その一方で、日本は世界の「ジェンダーギャップ指数」の達成度が125位と低迷。問題になっているのが女性の企業管理職への登用だ。これは日本企業独特の人材・商習慣が根強く関連している。
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【連載第4回】『空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ』本文先行公開
2024/03/04 黒川信雄モスクワ取材中の筆者は、30年来のロシア人の旧友にウクライナ戦争についての話を聞くことにした。だが彼は、見知らぬ怪しい男を連れ立って来た。友人と男は、「ブチャはフェイクだ」など、荒唐無稽な陰謀論を繰り返すばかりであった――数多くのロシア人…
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2024/03/04 岡崎研究所トランプが掲げる米中貿易戦争のエスカレートを鑑みれば、中国はバイデン再選を望んでいるように考えがちだが、実はトランプを応援していると思われる。貿易、制裁、金融、重要物資、輸出管理といった経済分野を見ていくと、中国の長期的な利益となる。
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【連載第3回】『空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ』本文先行公開
2024/03/03 黒川信雄「ウクライナはナチスと同等である」――ロシアのプーチン政権は、こうしたプロパガンダを繰り返してきた。われわれからすると荒唐無稽としか言いようがないこの言説を、しかし今やロシアの多くの人々が信じ込んでいる。その歪んだ教育の一端を、記者は目の…
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【連載第2回】『空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ』本文先行公開
2024/03/02 黒川信雄2022年2月の開戦後、戦争に反対するロシア人の若者は政権に弾圧されるか、国外に脱出するか、あるいは国内で息を潜めることになった。必然的に、プーチンと戦争を支持する中高年層の声が、ロシアでは大きくなっていった。
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【連載第1回】『空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ』本文先行公開
2024/03/01 黒川信雄「ロシア人の8割が戦争に賛成」――それはどこまで実態を伴うものなのか。2022年5月、ウクライナ侵攻開始から3カ月が経ったモスクワに記者は飛んだ。そこには、プーチン政権による抑圧を前に、じっと沈黙することを選んだ若者たちの姿があった。
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2024/03/01 岡崎研究所パキスタンの議会選挙は、大方の予想を裏切り、イムラン・カーンの党PTIの系統の候補が最大多数を獲得した。これは軍の支配的地位への挑戦である。ただ、PTIを排除した連立政権が生まれ、政治的不安定性は継続している。
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2024/02/29 岡崎研究所金正恩による昨今の発言が戦争への決断とも解釈されているが、彼が戦争を望んでいるわけではなさそうだ。ただ、北朝鮮の挑発への過剰反応は危険で、報復が戦争を起こすリスクはある。
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2024/02/28 岡崎研究所なぜ、ガザ戦争は解決への道が見えないのか。中東政策は複雑すぎるため、優先順位を決めるべきであるとの指摘もあるが、アラブ諸国の指導者達がガザ衝突に冷たいことへも注目する必要がある。西側だけではない視点を備えなければならない。
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2024/02/27 藤原章生30代のころ、5年半滞在した南アフリカを再び訪れ、友人に23年ぶりに会い、居候し1ヵ月半がすぎた。長い日程は、南アフリカの代表的な現地語、ズールー語を学ぶため。ヨハネスブルク郊外の旧黒人居住区ソウェトで普段語られる言葉を聞き取りたいからだ。
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