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2019/08/02 岡崎研究所台湾の蔡英文総統は、台湾と国交のあるカリブ海の4カ国を歴訪した。台湾が権威主義の脅威、すなわち中国の脅威を訴えかけるとともに、インド太平洋の民主主義の要塞であると主張。米国のインド太平洋戦略に自らを位置付けている。
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2019/08/01 岡崎研究所アポロ11号が史上初の月面着陸し、人類初の月面歩行をしてから、丁度50周年を迎えた。宇宙開発は調査研究はもとより、経済的にも、安全保障上も重要。宇宙での国際協力はますます広がって行きそうである。
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2019/07/31 岡崎研究所欧州議会はフォン・デア・ライエン独国防相の次期欧州委員会委員長への就任を承認した。EUの次期首脳人事は政治的妥協の結果、誰もが予想しなかった顔ぶれとなった。最大の試練は、過激な政治的変化や秩序崩壊が生じる時に、維持できるかどうかであろう。
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2019/07/30 岡崎研究所中国におけるウイグル弾圧、洗脳が子供にまで及んでいることが指摘された。中国共産党は監視の行き届いた社会をつくることを目指して圧政する背景に、共産党統治がひっくり返されかねないという恐怖にとりつかれているからではないかと考えられる。
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2019/07/29 岡崎研究所シリアでは、石油の生産が落ち込み、イラン産原油の供給も落ち込んでいるため、経済苦境が悪化している。ジブラルタル沖でのグレース1号の英国による拿捕は、それを象徴する事件のように見える。どう国を立て直していくのか、気が遠くなるような難題である…
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2019/07/26 岡崎研究所リビアでは2011年にカダフィが殺害されて以降、内戦状態が続いている。その結果、聖戦主義者に活動の本拠を与え、欧州を目指す難民の出発点となっている。米欧が国連主導の国民会議の開催を支持すべきであるが、足並みがそろわなければ動きそうにない。
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2019/07/25 岡崎研究所米国防総省は台湾への約22億ドル(約2400億円)の武器売却を承認したと発表した。台湾は自らを米国のインド太平洋戦略に一部として位置付けることで、米国の関与を確かなものにしようとする。一方、中国は反発を強める。
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2019/07/24 岡崎研究所中国共産党は、自国の周縁部(香港、新疆ウイグル、チベット、台湾)に対し、締め付けを強化している。民主化要求に神経を尖らす。体制側にも周縁部にも恐怖の相互作用が見られるのが、今日の中国の一党独裁体制をめぐる状況である。
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2019/07/23 岡崎研究所メキシコでロペス・オブラドールが大統領選で圧勝してから1年。新政権はポピュリスト政策を次々と打ち出しているが、そこには多くの制約と問題がある。メキシコの将来は、政権がポピュリスト活動家からステーツマンへと脱却できるかにかかっている。
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2019/07/22 岡崎研究所トルコが米国が両立を認め得ないS-400とF-35を配備した。アジアと欧州の間にあるトルコは、シリア、イラク、イランとも国境を接し、クルド民族問題も抱える。トランプ政権がいかに交渉してNATO同盟国らしく振舞ってもらうかは、至難の業となり…
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2019/07/19 岡崎研究所板門店における米朝首脳会合で、両国が実務者協議再開を合意した。今後は、非核化の定義が重要となる。北に核開発を凍結させるとの考えがある一方、あくまで核の完全廃棄がない限り制裁は解除すべきでないとの議論が対立してくる。
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2019/07/18 岡崎研究所中国本土への「逃亡犯引き渡し条例」改正案に反対する香港のデモは、依然として勢いを保っている。デモの暴徒化は、中国政府に弾圧の口実を与えた可能性がある。国際社会としては、香港において自由が守られるよう求めることを放棄しないことが望まれる。
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2019/07/17 岡崎研究所米中貿易戦争に世界の注目が集まる中、米印間にも貿易摩擦が醸成されつつある。インドの非関税障壁が高いことへの不満だが、対印貿易赤字は対中の7%にも満たない。安全保障面でインドは米国にとって重要であり、米国は大局的視点を見失うべきではない。
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2019/07/16 岡崎研究所地球温暖化問題の深刻化で、環境問題が欧州の政治で重要な役割を果たすようになっている。炭素税導入はじめ環境対策をとる欧州諸国による関税付与は一層進むであろう。ただ、米国などの気候政策を変えるとは考えにくい。
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次期保守党党首確実のジョンソン氏の甘い見込み
2019/07/15 岡崎研究所メイ英首相の保守党党首辞任に伴う党首選挙は、ジョンソン氏の勝利が確実とみられる。すでにBrexitについて語っており、離脱協定を解体して交渉を図るものだが、EUは再交渉しないと言っている。EUとの間に合意が成立しなければ、自然と「合意なき…
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2019/07/12 岡崎研究所盤石のように見られがちなプーチン大統領の支持低下が目立つようになっている。青年層のプーチン離れが著しかったが、今やそれに限らない。クレムリンによる社会統制力も落ちており、「レームダック化」こそ、今の最大の問題であるように思われる。
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政治・経済から文化・スポーツまで5本の柱
2019/07/11 岡崎研究所G20大阪サミットの前夜、東京では、フランスのマクロン大統領夫妻を公式実務訪問賓客として迎えた。日仏首脳会談を行い、今後5年間の関係指針をまとめた文書が発出された。安全保障や産業、文化・スポーツなど5本柱で関係の強化は期待できよう。
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2019/07/10 岡崎研究所大阪でのG20サミットで、米中首脳会談を国際社会が注視するなど、中国が経済力を背景として、世界的影響力を強めてきている。しかし、それが自由な市場、法の支配、言論の自由などの基本的人権や、民主主義に悪影響を及ぼすのには、対抗していくべきだ …
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2019/07/09 岡崎研究所トルコのイスタンブール市長再選挙の結果は、「地殻変動」と呼び得るものとなった。敗北に強い不満を抱いたエルドアン大統領と与党AKPが求めた再選挙で、敗北。エルドアンの求心力に打撃を与えることは確実である。
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北マケドニアとアルバニアとの加盟交渉の同時開始を
2019/07/08 岡崎研究所EU外相理事会は北マケドニアとアルバニアとの加盟交渉開始に関する決定を先送りした。「拡大疲れ」で交渉開始に反対する国もあるため。ただ、「バルカンは欧州の火薬庫」という言葉の通り、バルカンの政治・経済的安定を維持することはEUの利益である。
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