「世界情勢」の最新記事一覧
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2022/11/02 岡崎研究所
中国が台湾を締め上げる方策をみつけるために種々の方策を試しつつある、と見るべきである。それに対処するためには軍事、政治、経済などを含む、種々の面での対応策を考慮しておく必要がある。
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2022/11/01 井上雄介
中国の最高指導部は習近平総書記の側近一色となった。中国経済への悲観的見方が強まり、中国でビジネスする台湾企業と事業家(台商)の東南アジア移転に勢いがつく可能性がある。ただ、巨大市場と供給網を理由に、中国を捨てられないとの声も大きい。
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2022/11/01 岡崎研究所
ベラルーシはプーチンがウクライナ戦争に参加するように求める中、揺れている。ベラルーシでは過去20年間、ロシアに対し恩義がある。他方、ウクライナ戦争に参加すればルカシェンコへの国民の反発を抑えられなくなるというジレンマがある。
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2022/10/31 冷泉彰彦
メタバースは新たなサービス形態として、巨大なビジネスチャンスを生む可能性がある概念だ。日本にはこの大きな革新に参加できる役割はあるし、成功を収めることで技術立国復権の一歩を刻むことも不可能ではない。5つの「立ち位置」を提言したい。
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2022/10/31 岡崎研究所
習近平が3期目を務めることとなったが、中国の対外政策としては〝要塞中国〟の考え方が強く打ち出された点が注目される。エネルギーや先端技術の対外依存を低め、金融・経済を強化し、軍事衝突にも耐える力を高めるよう再構築する方針である。
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2022/10/30 中村繁夫
3つの老舗旅館に1泊づつの宿泊してみた。いずれも100年を超す超老舗だ。私は純粋な京都生まれの京都人で京都に実家があるからわざわざき京都の老舗旅館に泊まるという発想はなかった。
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2022/10/29 宮下洋一
英国でトラス氏が招いた「45日間の混乱」は、英国だけで起きた現象に留まらないだろう。EUにおいても、エネルギー問題やインフレによるさまざまな危機に直面している。
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映画『Well Fed』オランダ人制作者独占インタビュー
2022/10/29 堀川晃菜オランダで製作された映画「Well Fed」は遺伝子組み換え(GM)作物をめぐるドキュメンタリーだ。GM作物をめぐるコミュニケーション課題について制作者である監督と科学ジャーナリストの見解をもとに考えていく。
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2022/10/29 堀川晃菜
「Well Fed」。飽食の裏に潜む途上国の実態を映すその映画は、2017年にオランダで制作された。スクリーンに自ら登場する監督、カーステン氏は、ひょんなことで知り合った科学ジャーナリスト、ヒッデ氏と、遺伝子組み換え(GM)作物をめぐる探…
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2022/10/28 岡崎研究所
ワシントンでバイデン大統領も出席した初めての米・太平洋島嶼国首脳会議が開催された。中国と安全保障協定を締結し対中傾斜を強めるソロモン諸島のソガバレ等15カ国の首脳らが出席。中国の進出に対する米国の対応体制が取敢えず構築できた。
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2022/10/27 岡崎研究所
バイデンは 国連で演説、安保理改革に言及した。常任理事国の拒否権や国連特有のカルチャーのため、安保理改革が簡単でないことは間違いない。しかし、安保理改革は避けて通れず、国連が直面せねばならぬ問題である。
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2022/10/26 岡崎研究所
ロシアは総司令官を任命することなくウクライナ戦争を始め、その後、ドヴォルニク陸軍大将を任命したが、次々と司令官を更迭させている。戦争中の状況としては極めて異例である。
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2022/10/25 長尾 賢
10月18~22日、モディ印首相も出席して、インドで大規模な兵器の見本市が行われた。そこでは、インドの武器の国産化、インドと米露間の関係の複雑性がみてとれ、日本にとっても教訓の多いイベントとなった。
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2022/10/25 岡崎研究所
OPECプラスは、200万B/Dの減産で合意した。中間選挙を控えるバイデン政権は、減産によるガソリン価格の高騰は中間選挙に不利になるのでサウジアラビア他を非難しているが、事態を招いたのはバイデン政権の極端な脱炭素政策のせいであるとも言える。
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2022/10/24 岡崎研究所
習近平は3期目を迎えるが、これは中国と世界にとって危険である。国内的には現在の諸問題を解決できず硬直化を招き、対外的にはより大きな摩擦を起こすリスクがある。
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2022/10/22 佐々木伸
イランがウクライナを侵略するロシアに自爆ドローンを供与、市民の被害も目立ち始めた。イランは否定しているが、弾道ミサイルの売却にも合意したと伝えられており、世界から孤立する両国の関係強化に警戒感が高まっている。イランの狙いと思惑を探った。
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マギー・ギレンホール監督「ロスト・ドーター(The lost daughter)」(米国、2021年)
2022/10/21 藤原章生映画「ロスト・ドーター」は、中年女性が若い母親と幼い娘を見て、過去に母親を全うできなかった悔恨を描く。冷戦終結や米同時多発テロなど国際社会が変化しようと、「母親の役割」が変わらないどころかより重くなっている様子が見えてくる。
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2022/10/21 岡崎研究所
ブラジル大統領選は予想外の接戦となり、10月30日に決選投票が行われることになった。ブラジル民主主義が崩壊の瀬戸際にあると現場から切迫感が訴えらており、危機感は高い。
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2022/10/20 岡崎研究所
イタリアの議会選挙の結果、ジョルジャ・メローニが率いる右派の連立政権が成立する見込みとなった。イタリアが過激な政策に傾斜するということは全くの誤りであり、西側陣営における揺るぎない立場とEUの統合プロセスに対する支持を表明している。
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2022/10/19 川口貴久
米国「スペースX」社が提供する衛星通信サービス「スターリンク」がウクライナ戦争で注目を集め、日本でもサービス提供が始まった。しかしそこには、スペースX社の主要株主および最高経営責任者であるイーロン・マスク氏の政治リスクも潜在している。
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