「世界情勢」の最新記事一覧
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2024/02/14 岡崎研究所日本製鉄がUSスチールの買収へ、米の鉄鋼メーカーとの競争に勝って合意した。USスチールは企業利益になると判断したのであろうし、米経済や日米経済関係に貢献するものと思われるが、今後、海外投資委の審査、株主の承認や労組との交渉という関門がある。
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2024/02/13 岡崎研究所中国衰退論は尚早で、危険であり、政策の前提にすることは愚かだ。中国の力を過小評価してはならないし、過剰評価する必要もない。成長は、発展に連れて鈍化するだろうし、国民統治も一層難しくなるだろう。しかし共産一党統治はなかなか崩れないだろう。
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2024/02/12 岡崎研究所ガザ衝突を終わらせるためにアラブ諸国がパレスチナ独立国家の樹立と引き換えにイスラエルを国家承認するというプランは、間使い古されたプランだ。米国が押しているとのことだが、ガザの衝突を止めさせるための米国の苦肉の策であろう。
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2024/02/09 岡崎研究所マレーシアのアンワル政権は安定しているのかと思いきや、また混迷を予感させる動きを見せている。アンワルの舌鋒は1990年代後半のアジアの経済危機の折に最高潮に達していたが、自らの政策となると途端に焦点が曖昧になり、自己撞着が始まる。
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2024/02/08 冷泉彰彦英国の郵便局の会計システム欠陥で郵便局長らが不当に訴追された事件について、システムを納入した富士通にも責任が問われている。これは、日本企業が現地法人を子会社化するM&A案件としての失敗事例と言える。日本企業が開戦すべき3つを提言したい。
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2024年台湾総統選とデジタル影響工作(下)
2024/02/08 川口貴久2024年台湾総統選挙・立法委員選挙に関する大量の偽情報や中国の干渉に関わらず、台湾社会の高いレジリエンスが証明された。その要因はどこにあるのか。
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2024/02/08 岡崎研究所朝鮮半島における状況は、1950年6月以来で最も危険な状況にある。昨年来、北朝鮮が韓国に対して用いる言辞が極めて戦闘的なものになってきている。金正恩がいつ引き金を引くかは分からないが、米韓日が北朝鮮への警告を遙かに超えるものである。
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2024/02/07 岡崎研究所イランがシリア、イラク、パキスタン領内のイラン敵対勢力の拠点へ攻撃した。イランが近隣諸国との友好関係よりも自国の安全保障を優先することにした結果だが、既に不安定な中東情勢をより不安定化させるだろう。
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2024年台湾総統選とデジタル影響工作(上)
2024/02/06 川口貴久台湾で総統選挙および立法委員選挙の結果は、中国にとって「最悪」ではないにせよ、「最良」でもなかった。中国は明らかに反頼清徳・反民進党の立場で台湾選挙に干渉していた。デジタル影響工作は、台湾の選挙情勢や政治的争点にあわせて展開された。
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2024/02/06 長尾 賢インドの情報機関の活動が目立ち始めている。米国すら恐れず挑戦する姿勢は、大国が牛耳ってきた情報の世界に乗り込む、新しい鼓動でもある。インドの情報機関とは、どのようなもので、日本にどのような教訓をもたらすものなのだろうか。
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2024/02/06 岡崎研究所スウェーデンのNATO加盟が事実上、決まった。ロシアのプーチン大統領は、NATOの東方拡大をウクライナ戦争の一因としていたが、結果、NATOの北方拡大を引き起こした結果となった。いわゆる北欧バランスは消滅し、スウェーデンもフィンランドもN…
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2024/02/05 岡崎研究所南アフリカは、イスラエルによるガザ地区への軍事作戦をジェノサイドに当たるとして国際司法裁判所に提起した。この告発はピント外れであり、イスラエルによる戦争法違反行為、人道法違反行為をこそ批判の対象とするべきである。
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2024/02/03 冷泉彰彦漫画や小説を実写化する場合に、原作との間にどうしても違いが発生する。今回報道された、TVドラマ『セクシー田中さん』に関する原作漫画家の急死という事件は、この問題に関する鋭い問題提起となっていることは否定できない。
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2024/02/02 佐々木伸イスラエル軍はイスラム組織ハマスによる奇襲攻撃を再発させないためパレスチナ自治区ガザとの境界に大規模な「緩衝地帯」の建設を推進、ガザ側の建物を次々に爆破、破壊している。見え始めたイスラエルの戦後の軍事戦略を探った。
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2024/02/02 岡崎研究所ポーランドのドナルド・トゥスク首相率いる新政権が前政権のPiS(法と正義)の遺産を一掃すべく、矢継ぎ早に手を打ちつつある。PiSが8年間の治政の間に築いた牢固たるネットワークの破壊は一筋縄ではいかず、国政の停滞を招く危険もある。
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2024/02/01 岡崎研究所台湾総統選は、台湾国民の多数が中国からの「台湾統一」への圧力に屈しないことをはっきりと示したが、中国共産党は強い警戒心を隠そうとしていない。頼清徳新総統は国際社会で民主主義国家と肩を並べて行動できるのか。
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2024/01/31 岡崎研究所フランスのマクロン大統領は社会党出身のベテラン政治家のボルヌ首相から、34歳のアタル氏の抜擢は、ピンチをチャンスに変えようという大胆な選択であるともいえる。ただ、その人気と実力を発揮できるかは疑問の部分も多い。
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キーワードから学ぶアメリカ⑭
2024/01/30 西山隆行2024年の米国大統領選挙は共和党の予備選挙が始まり、本格化しつつある。バイデン大統領とトランプ前大統領の戦いになる見通しだが、実際の選挙結果は少数の有権者の票で決まるとされている。第三の候補の影響とともに解説したい。
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2024/01/30 岡崎研究所ベラルーシのルカシェンコ大統領が昨年末、ロシアがベラルーシへの戦術核兵器の配備を完了したことを明らかにした。その意図や狙いはウクライナの戦況を見据えてのものではなく、今後起こり得る西側との交渉を意識したものとも考えられる。
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2024/01/29 岡崎研究所懸念されるトランプ第二期政権が、米国の民主主義を崩壊させるには不十分で、「再生」プロセスであるとする指摘があるが、問題は米国の民主主義以外の多くのものが崩壊する可能性だ。ウクライナ、イラン、台湾、東アジアと国際情勢に関わる部分である。
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